ある日、あたしが家でした。
ママが起こった。
何故?
ママが泣いた。
何故?
ママが打った。
痛い・・・何故殴るの?




サバイバル



あたしママが嫌いだった。
だって五月蠅いし、何か協議の悪い事をすると打つ
あんたなんて、帰ってこなくていいわよどっか行きなさい
だから、家でをしてみた。
だけど行く場所がないから庭の隅の方にいた。
ママha探したけど途中であきらめたママの言葉は此れだけで終った。
「どうせ、其の辺で野宿してるでしょ」
ぷちんっ
どっかの糸が切れた。
手を強く握りしめたせいか手から赤い色の液体が流れた・・・。
あの夜は、こっそり家に入って自分の部屋へ戻っていった。
あたしは、ママの言葉が耳から離れなかった。
あの言葉は、もう返ってこなくて云いってことかな?それとも
きっと明日、ママが怒るだろうな・・・。
あたしは、そこで確信した。
「明日、ママとお話しよう・・・」
笑みを浮かべながら明日に備えた



あたしの思ったとうり・・・。
ママは、怒った。
「そうして家出なんてしたの!!」
なんてことを云う親だ・・・出て毛とか云ったくせに
「そんな風に育てた覚えないわ!どうしてこんな風に育ったのかしら」
「ママ」
この状況で口を初めて開いた。
嫌そうにママは、返事をした。
「ママはあたしが嫌い?」
「えぇ嫌いよ」
「じゃぁ消えてもらいたい?」
「できればねぇ」
そのうちパパがママとあたしを引き離した。
だけど、話は続いた。
「あたしもね、ママに消えてもらいたいの」
ママは、びっくりした顔であたしを見た。
「なんて云った?消える?それはあんたでしょ!!」
「ここは、公平に行こうよママ、人生は修羅場なんでしょ?
だから、ママとあたしでサバイバルをするの」
ママは、サバイバルという事を耳にして顔をしかめた。



「サバイバルっていうのはね普通のサバイバルじゃないんだよ、
これは、ママとあたしのサバイバルなの=(イコール)・・・・・殺し合い」
ママは、あたしの説明を真剣に聞いた。
「まぁ簡単に云えば、この間見た殺し合いの学園ストーリー映画あったでしょ?
あれと同じ、範囲は朝の8時から寄るの12時で、
あたしとママのバトルだからパパとかの関係ない人殺しちゃダメだよ。あとコレ」
あたしは、ビデオカメラを弟に渡した。
何に使うの?と弟はあたしに質問した。
「これは、あたしとママの様子を撮るの。いい思い出になるでしょ?」
ふーんと、弟は早速撮り始めた。
「ママ殺る?」
「いいわ、見てないあんたを殺してあげるから」
あたしとママのサバイバルが始まった。


家の中は、戦場になった。
お鍋の蓋とか、ホークとか、包丁とか、小型ナイフ
色々使った、だけど2人とも互角に戦い2人とも無傷だった。
「なかなか終らないねパパ。止めなくていいの?今日で5日経つよ?」
「そうだな・・・お前は、危ないから下がってなさい」
パパは、2人の戦場へと向かった。
あたしとママの武器は、ホークになっていた。
「お前達、もういいかげんにしろ!!おい聞いてるのか?!」
パパは、必死になって2人を止めようとした。
だけどあたしとママは聞く耳すら立たなかった。
殺すことだけが、頭に残っててまるで戦闘機のように戦っていた。
「おう、いいかげんにしろ!!」
パパはあたしとママの肩を掴んだ。
あたしとママは手にもってるホークを振り上げた
ぐぐっと重みを感じた。
ここであたしとママは良し!入ったと思った。
あともう一撃!!
2人はそう思い刺さった感じのホークを引き抜いた。
そして、もう一度ぐぐっと入った。
「あっパパ・・・」
弟は、ぽそっとパパの名前を呟くとあたしとママはパパを見た。
パパは、ぱたっと床に倒れた。
あたしとママは、間違えてパパを刺してしまったのだ
刺した場所は、全部急所もう助かる様子はなかった。
「あっ、ゲームオーバーだ」
弟は、カメラを廻し続けた。
「あら、・・・あなた・・・」
「パパ・・・。」
くすくすっとあたしとママは笑い始めた。
「なんか、すっきりした」
「ママもよ。なんだか久々だわ」
「パパの死体どうするの?」
「殺されたにでもしときなさい。さっ警察に電話するわよ」
ママは、受話器をとった。
あたしは弟に撮らせたカメラを編集しにパソコンを起動させた。
「なぁねぇちゃんこれどうすんの?」
「これ?あたしの生きてた存在があった証拠、まぁ使い道はあたしの結婚式にでも使おうかな」
なんか、一番の邪魔者ってあたしじゃなくてパパだったんだなって思ってきたな
ママも、機嫌いいし・・・
本当は、パパは死んでいなかった。
それに気づいたママは、ホークを抜いて何度も何度も刺殺した。
その現場を目撃した警察官の2人を見つけたママは、包丁を手にとり
警察官にニコッと笑い包丁を振りかざした。
次の日・・・
この事件・・・というよりママはパパと警察官を殺した事が新聞に載った。







あとがき★
変な話最後まで読んでいただき誠に誠に!!ありがとうございます
なんか変な話ですね・・・。自分でもわけがわからないです。(汗
このはなしは、ちょっとママ(自分のマミーね)がむかついた時に書いたものです。
ママと殺し合いなんてやってみたいね・・・(怖
不思議な話です・・・こういう不思議もの書きたいなもっといっぱいかくかも・・・
兎田は、変な話が好きだからな・・・
でもこの話に少し満足してるのは何故だろうか・・・変な奴・・・
ほんとに、読んでくださってありがと
そんな貴方に感謝します。

                 著者/兎田/八月二十八日