憎い憎い憎い憎い憎い憎い…・。
いつか絶対殺してやる!




脳内シュミレーション




僕は、小学校の頃には“いじめ〃というのには関わりはなかった。
あえて云えば、いじめという行為をしていた。

中学に上がった時まだいじめはなかった。
中学2年生…それは、計画的に実行されたのだった。
それはひどいものだった、殺られているのは僕ではない、同じクラスの生徒
顔も知ってる、名前も知ってる、周りには5〜6人あたりいた。
交代しながら1人ずつ嫌味やそいつに対する悪口を云って何度も何度も蹴り続ける。
そんなことが毎日あった。僕は別にそいつに対してなにも嫌な事はこれっぽちもない。
そして、中学3年生…・。

クラスの女子の話が耳にはいった。
「ねぇねぇ知ってる?」
「なになに!」
興味心身にその話を聞きたがった。
「最近男子、いじめ多いの知ってるでしょ?この間ターゲットがつまんなくなってきたから変えようかなって云ってたよ」
「あぁ放課後とかによくやってるやってる、結構ヤバげだったよ」
女子達は、コロッと話が変わってしまった。
ターゲットが変わる…。

放課後…呼び出された。


いきなり殴られた。
蹴られた、全部腹部へと中心に殴られ蹴られた。
「お前さ、結構女子に人気あるんだってな優しい俺様は、顔だけは殴ってあげないからね
ありがたく想って」
そう云って何にも僕にたかってきて殴り掛かってきた。
嫌味云われて、悪口云われて…。
いじめ終了後頭は空っぽ、ぼぅとしていた。
いきないり頭に映像がながれはじめた。
それは、僕がいじめ返していたそれは殺人レベルの映像
段々自分でも楽しくなってきた。
僕は、ナイフをもってこう突き付けた。
「お前って女子に人気…ないんだってなぁだから二枚目になるように顔だけに切り刻んでやるよ」と云った。
何日もいじめがあり、その終了後には必ずこういった映像が流れてくる。
一つの快感なのだ。

その映像がながれはじめた頃からポケットには、ナイフを入れるようにしていた。
ある日の放課後、いじめをされている最中に映像が流れてきた。
僕は、片手にナイフを持ち目の前にいるやつの心臓にナイフを抉りこませた。
血が身体にかかった。
僕は、次々にナイフで刺していく。

「うわぁ!」
はっと我に返った。すると顔にぬるぬるするような感じがした。
僕は、きずたのだった…。
僕の手はナイフを持ち、そのナイフは相手の首の器官に刺さっていた。
周りは、恐くなったのか逃げて行った。
ナイフの刺さってるやつは少し息もあり意識もあった。
涙をボロボロ零し何かを訴えたかったらしいが器官を潰されていたため
なかなか喋れない。
僕は、にたっと笑った。


僕は、何時の間にか別の場所にいた周りは灰色の天井。
起き上がってみれば、大きな鉄格子。
すぐに分かったここは、刑務所だということが…・。
警備員が云うには、僕は一人殺してしまったらしい。
その残骸が無残だという。

右の目玉は刳りぬかれ、身体の内臓が丸見えの状態、凶器と思われる
ナイフは頭頂点に刺さって深深く刺さっていたらしい
僕は、思い出してみたあの時あいつは意識があったはず
もしかしたら…・眼を抉られる、身体を切り開かれるときの感触をどう感じただろうと思った。
僕の、頭の中で考えていた事が現実になった。
考えた時よりもこっちの方がずごい快感に思えた。



あとがき
なんかグロね。こんな感じになるとは自分でも思わなかった。
このね脳内シュミは、ずいぶん前から頭の中で流れてたの。
あぁこんなの書きたいって思っててずぅっとぐるぐる回ってたよ
やっと書けた。ちょっち軽くなったぞ、頭が。
          著/兎田/十月一日