まただ…
暗い道に街灯は、2〜3個ぐらいしかない。
1人の足音、女のようだハイヒールのコツ・・コツ・・
と音を響きたてる。
道には、その女しかいない何故かもう1人足音。
女は、焦りはじめた少し歩くと女にくっ付いていくように歩きはじめる。
止まってみた。
ぴたっと女の後ろにいる者も止まった。
女は、恐くなって走って、自宅へと帰った。


もう一人


あの出来事は、2週間前ぐらいになる。
女、久美子は残業で帰るのが遅くなった。
久美子は、家庭を持っていなかったため家に帰っても誰もいない一人身の生活を送っていた。
会社の中では、マドンナ的存在だった。
中には、羨む者もいれば、憎む者もいた。
そんな夜、最終電車に乗り駅から少し歩くと自宅ある
駅にたどり着き、家まで歩いている途中だった。
――――いる…誰か…後ろに…
久美子は、冷や汗がどっと出た。額から身体へと……。
誰も通らない道時刻は深夜になる。
街灯は、2〜3個ぐらいしかない夜道。
ほんのりその場所にしか街灯光は、照らし出さないとても不安になる。
久美子が、少し早めに歩くとそのスピードについてくる
ゆっくり歩けば、そのペースに会わせてくる。
まるで、ストーカーのようだった。
久美子は、あっと思った、あぁもうすぐ家に着く・・・。
久美子は猛ダッシュして、自宅へと入った。
その後ろにいる誰かは、その時はもう居なかった。


やっぱり、ストーカーなのかな・・・。
こういうのって警察とか呼んだほうがいいのかな・・・・。
そんな日が、何日も続いた。
無言電話、封筒の中身は、へんな物体、中身とか贈り物は、下ネタ系のものばかりだった。
とうとう、そんな日々続いて1ヶ月さすがに警察方かなと思い始めた。
もう、久美子は前に住んでいた部屋を出た。
変な、手紙や贈り物もこなくなった。
新しい住まいになじんできた頃、思いもしないことが起きた。
部屋が荒らされていた・・・・
下着もない、服がない、大切にしてた写真もない
すぐに、久美子は警察に電話をした。
警察は、調べるだけ調べて帰ってしまった。
もう、寝るしかないと思い久美子は、眠りについた・・・・。

夢を見た。
久美子は、前に住んでいた部屋にいたぽつんと立っていてまっすぐまえをみた
すると、自分がいた。
私?とあたまをかしげた、もう一人の久美子が歩きはじめた。
なんか、自分のフインキってこんな感じなんだろうか・・・。
もう一人の久美子がしゃべり始めた。
「・・・・・なんでこのあいだ逃げたの?」
こないだ?
久美子は、まったく話が読めなかった。
「・・・・・覚えてないの?」
なんだか、少し恐くなってきったなぜこなにもリアルなんだろうと思い聞き返してみた
「なんの話をしてるの?私全然理解できないけど」
「・・・・・。」
もう一人の久美子は、無言だった。
なによ、聞きかえしたっていうのに
「あの日の事よ、貴方がこの部屋に帰るときあたし後ろにいたのになんで逃げたの?」
えっ・・・・。逃げたの?
久美子は、バサッと起き上がった。
「えっ・・・」
あたりを見回すと前に住んでいた家だった。家具は、一切なく身一つだった。
何で、ここにいるのよ・・・。私ちゃんと自分の部屋に・・・・
後ろで声を掛けられた。
「久美子、あなたの部屋でしょ?おかしな事を言うのね」
「あなた、誰なの」
くすくすっと久美子と同じ顔の人物に・・・


「貴方誰?うふふあたしは、貴方よ・・・もう一人の」
「どうして?どうしてもう一人私がいるのよ!!」
「どうして?クスっそれはね、貴方とワタシがいたら皆おかしくなっちゃうでしょ?
だからね、ワタシと久美子どちらかが弱い方に消えてもらうの」
もう一人の久美子は、後ろに回していた包丁をすうぅとでした
「いやっ・・・やめて!!」
「あははは!!大丈夫、久美子という存在はワタシが残しておいといておげるから!!」
ぐさっ
床に、真深の赤色の液体が流れた。
「あははははっこんどからワタシが久美子・・・・っ」
もう一人の久美子も、包丁で刺されたところから赤い液体が流れ始めた。
「どうして、・・・・うっ・・・ルシファー様・・・」
明日後、久美子は会社にいたそれは少し変わったッ姿になっていた
やせ細り顔にはクマ、いままでの美しい久美子は、どこへいってしまったのか。
しょうど同じ社員のひとが話していた。
「あの子ってさ、前は奇麗だったけどなにあれなんかあったの?」
「あぁあれ、なんかあたしも良くわかんないんだけど、挙動不審なったりとか被害妄想
とかですごくやつれちゃったらしいよ、なんかブツブツいってたりとかで」
「へぇー」
「あっほらみてあの子おびえてるよてか、様子おかしくない?」
『あっ』
2人の目線は久美子を見ていた。
そして急に久美子がパタンと痙攣を起こし倒れたのだった。










アトガキ★
変な話を最後まで見てくださった方誠にありがとうございます!!
へんな話でしょ結末どうなんのよ!!
で、終らせるひとです・・・(ごめんなさい
どうです?ストーカーだと思っていたけど自分自身だとは・・・。
このひとは、(久美子)欲がありすぎて神様から、罰を貰ったのです。
神様の名前でてきまいたよね。ルシファーです。
このひと神様っていうよりも悪魔の神様ですね。普通の神様じゃしなかなっとおもい
いたずらの神様ロキにしようとおもったのですが・・・・。
なんとなく、ルシファー(ロキも好きだけどね)
このひとは、被害妄想を見ているだけです!!麻薬とかの現象だとおもってください
人間だれしも欲はあります!!気をつけて皆!!
欲張ってはいけませんよ!!(人のこと言えない・・・
――――――――あなたの後ろにもきっともう一人の自分がいるかもしれませんよ
               著者/兎田/八月三十一日/